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造林・保育

造林業とは簡潔に紹介すると、苗を植えて、育て、長い年月をかけて森林を造る、または守っていくことです。森林業は自然とはいえ全く整備されていないわけではなく、造林業を営んでいる方によって健全な環境になるように整備が行われています。

素材生産とは、国有林に生育する立木（樹木）を伐採して、用途に合った長さの丸太を生産することを言います。林業の基本的な生産過程で、主な作業内容としては、伐木、枝払い、玉切り（造材）、集材、巻立、小運材、輸送等です。斧か鋸を用いた個人作業から、当社が保有する機械で行う大掛かりな作業もあります。

丸太に加工した後は、決められた場所に運搬・集積します。当社では生産工場に卸しているほか、木材市場に販売を委託しています。

管内の森林が利用期を迎える中、小規模に分散した複数の森林所有者の隣接森林を取り纏め、森林の集約化を行い、一般的に整備をすることが可能になり、林業機械と効率的な路網整備を通じて施業の低コスト化を図りつつ、計画的に間伐や主伐、再造林等の森林整備を進めています。